吐き出された欲望が初美沙希の中で澱んでいく
ストーリー&見どころ
女流官能小説家うかみ綾乃の書下ろし原作。サドな夫と優しい義弟。ゆらめく背徳の感情を初美沙希が情念を込めて熱演。女心に秘められたエロス。
サディスティックで夫の独りよがりのSEXに戸惑いながらも受け入れようと努力する妻の美穂(初美沙希)。ある日、夫の弟が長期の出張のために同居することになった。弟に気づかれるようにわざと大げさにSEXをする夫。その様子を覗いている弟。それに気づかないふりをしている美穂。危うい緊張の中、それぞれの思いを胸に秘めながら三人は生活していく。
「身体が熱い、義弟に見られている、いつもと違う。どうして?」
夫に抱かれる度に修さんに覗かれていた。互いにそのことには触れることはない。共犯、夫とのセックスはいつも痛みの一歩前に晒されている気がしていた。だけど、修さんの視線にその感覚は和らいだ。
「その眼に見つめられる感覚を知ってしまった。見られたくなくて、見て欲しい。私は、もう、きっと、戻れない…」
ダイジェスト画像
「このままじゃダメだと思っていても、どうしていいかわかない」