僕の知らない妻の表示
社内恋愛から発展して見事ゴールイン。顔も性格も良いし、家事だって完璧にこなす最高の奥さんですよね。未だに夫婦ラブラブで周りから冷やかされてばかり。でも、そんな奥さんが日中に何をしているかって気になりませんか?え?不安になる必要なんてないでしょ?きっと大丈夫ですよ。信じている妻が、知らない所で誰かに淫らに染められていく絶望感。今まさに不思議と背筋がゾクゾクしているんじゃないですか?
妻は僕に首ったけ
妻の浮気を疑った経験のある夫はいったいどの位いるんだろう。例えばインターネットで「浮気調査」というキーワードを検索してみると出るわ出るわ、なんと261万件もヒットした。このせちがらい世の中は、そこまで浮気に満ち溢れているんだろうか?僕はそう思わな。少なくとも僕の妻にかぎって、そんなことをは絶対にない。
自分で言うのも恥ずかしいのだけど、未だに妻とは付き合いたての頃の様にラブラブで、なにかにつけて僕を「かっこいい」と目をキラキラさせながらもてはやすものだから、周りから冷やかされるのも一度や二度の話じゃないし、変な話結婚する前よりも僕のことが好きになってるんじゃないかと思ってしまうくらいだ。つまり簡単に言ってしまうと、僕に首ったけの妻が浮気する隙なんて1ミクロンもないのだ。
街を歩けば妻の容姿やスタイルを見て振り返る男たちは多い。きっと僕が一緒にいなければナンパなんかも普通にされるのだろうけど、見た目に反して身持ちの堅い妻が、そういった輩の誘いをキッパリと断っている姿は容易に想像できる。
妻の浮気を疑う夫は本当に多いんだろうか?強いて疑う部分を上げるとしたら、妻は”いつもスマホの画面を見えないように下にして机に置く”それくらいしか思い当たらない。
最愛の妻の心と身体が徐々に間男に傾いていく絶望の物語!
思い込みによる誤解と真実
疑っている訳では決してなくて、好奇心とほんの少しのスリルが味わいたかっただけだと想う。なぜならそれくらいの自身が僕にはあったし、妻が他の男に言い寄られた時、徹底的に拒絶する姿を見て安心したかった。
その男は自動車セールスマンという設定で我が家の敷居をまたいだ。お世辞にも二枚目とは言い難い、岩をくり抜いたような武骨なルックスと明らかに成績の悪そうな営業トークに一歩引いて対応する妻。
「おいおい、ちょっとまて。うそだろ…」
間男を拒絶する妻の両脇から力感がなくなった瞬間、僕の顔は完全に思考を停止させた。理性の崩壊を防ぐ自己防衛反応なのかもしれない。平常心を徐々に取り戻しながら同時にこれまで味わったことのないようなやり場のない怒りや屈辱感、悔しさが込み上げてきた。
それなのに、それなのに自分でも驚くほどの興奮が僕の股間を膨張させていた。