人妻に芽生えた悪戯心
ストーリー&見どころ
人妻利久子(29)。人妻が初めて出会う男と一泊二日の小旅行。親と夫に尽す昭和風人妻に密着。
「ちょっとだけ…自由になりたかった」
結婚4年、子供無し。厳格な家庭で育った人妻は目上の人の意見は絶対と教え込まれた。塾や習い事の強制も厳しい門限も当然の事と受け止めていた。親の方針で大学まで女子校だった人妻の初恋愛は二十歳の時だった。結婚を意識したが、相手の学歴や仕事に親が反対し、別れさせられた。
二十代半ばで出会った四歳上の男性は父の母校の後輩。親が乗り気になり交際一年で結婚した。親からの解放、しかし、今度は夫に支配される日々に。夫を支え、尽し、立てるだけの日々。貞淑で献身的な人妻は自由を渇望する。
銀行員の父と茶道師範の母に幼い頃から礼儀作法と絶対の上下関係を躾けられた。人妻には自分を犠牲にして他者に尽くす精神が根付いていた。
「ずっと真面目に生きて来たから…。一度、悪いことをしてみたかった…」
親に支配され、夫に傅く昭和の人妻に芽生えた悪戯心。ちょっとした反抗のつもりで出た旅で人妻は言い訳の出来ない一夜を過ごしてしまう。
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