僕の知らない三喜本のぞみの表情
出会いは友人に誘われたビーチパーティでしたね。元水泳部の奥さん(三喜本のぞみ)のプロポーションは皆の注目の的でしたよね。健康的に焼けたな褐色の肌とはち切れそうな胸。押せ押せの貴方の強引なアプローチが功をなして見事にゴールイン。でも、押しに弱い奥さんって心配になりませんか?だって、きっと貴方以外の男性からもアプローチされてたかもしれないですよ?信じている妻が、知らない所で誰かに淫らに染められていく絶望感。今まさに不思議と背筋がゾクゾクしているんじゃないですか?
最愛の妻の心と身体が徐々に間男に傾いていく絶望の物語。
妻の瞳の奥にある淀み
「僕の何処が良くて結婚した?」
「あなたの積極的な所に惹かれたのかも」
ある時、うちの妻に聞いたことがあった。りとめのないいつもの会話の一つだったし、意識を持った内容でもなかった。
「じゃあ、僕よりも強引なな男がいたらどうしてたの?」
「…さぁ(笑)」
妻は答えに困ったのか視線をそらして笑いながら答えた。
別に大したことではなかった。元女子水泳部のエースでバリバリの体育会系だった妻は嘘やごまかしが苦手だ。だから、真剣に考えてしまったのだと思う。
でも…。
もし、僕より強引な男が現れたとしたら…?僕は妻を信じている。
強引に迫る間男に戸惑う妻
その男はマッサージクリームの訪問販売という設定で家にやって来た。
「奥様、非常にスタイルが良いですね」
「そんあことないですよ」
薄っぺらい間男の褒め言葉に、まんざらでもない妻の笑顔。そういえばボクが妻に惹かれた理由の一つは、この屈託のない笑顔だったなと思い出に浸る間もなく、リビングにまんまと上がり込んだ間男はセクハラじみた行為を繰り返す。苛立ちを抑えきれず、物に当たりそうになるのを必至で我慢する。
「今から身体のケアをしとかないと、年を取ってから胸が垂れたり、肩こりがひどくなって取り返しの付かないことになります」
適当な理由を並べては、妻の身体をまさぐろうとしている卑猥な男。妻はあまりにも押しに弱すぎる。間男は戸惑いながらも強く抵抗できない妻に唇を奪おうと強引に…。
そして…。
嫉妬と怒りが渦巻く悪夢のような光景を目の当たりにしているのに、何故か恐ろしいほどの興奮が僕を襲い、ペニスははち切れんばかりに物凄い速さでドクドクと脈を打っていた。
僕はこんなに悔しいのに、妻はあんなに気持ちよさそうに他の男と…。